どうもノブコフです。前回、「アメリカ生活のきっかけについて(2)」という記事で駐在の経緯について書きました。
今回は、駐在初期、2016-2017年ごろのことについて書きたいと思います。
コンテンツ
当時を振り返って
2016/11月から米国中西部での駐在が始まりました。当時は子供も生まれておらず、妻との二人暮らしということで、
-アメリカでの生活はどんなものなんだろう?
‐中西部かあ。あまり都会ではないが休暇で何をしようか?
‐アメリカで子作りをするのかな?
など、そのあたりのことを踏まえつつ、生活の立ち上げを進めていったような気がします。当時は知識がなかったので、周りの駐在員の方に教わったり、ネットで調べつつ、手探りで立ち上げを進めていきました。今回は、そういった立ち上げ関連のことについて書いてみようと思います。
生活の立ち上げ
さて、駐在してまず何をやったかですが、生活の立ち上げに時間を使いましたね。
主には、
- 住居の確保
- 家具の購入
- 引っ越し荷物の受け取り(航空便・船便)
- 運転免許証の取得
- ファミリーカーの購入
- 自動車保険への加入
- クレジットカードの取得
- 銀行口座の取得
- Social Security Numberの取得
などだったと思います。
住
住居の確保
まずは、妻とともに生活するアパートの確保が最初でしたね。駐在員の役職、家族構成によって、家賃上限が定められていましたので、それをもとに探しましたね。上限内で過ごしやすいアパートメントを探すために、5-10件くらいのアパートメントをめぐりましたね。Aparment.Comといった賃貸住宅検索サイトを使ったり、すでに着任されていた駐在員の方からの候補アパートの情報を得て、そこから探していきました。
Apartment.comで、Monthly Rent,Bed room, Apartment Typeなどを入れれば、ある程度物件が絞られてくると思います。
たくさん物件を巡ったおかげで、結果、妻と二人で暮らすにはちょうどいいアパートメントを探すことができました。
近くにこんな湖があり、夕方に歩いて散歩ができる、いいところでしたね。
家具の購入
次は、家具の購入です。ちょうどThanksgivingのセールに合わせて、ソファーとダイニングテーブルを購入しました。アメリカは、家具屋さんが充実していますので、こちらも3件くらいめぐりましたね。ベッドは、日本からの引っ越し荷物で持ってきましたので、特に購入しませんでしたが、アメリカでベッドを買われる方も多いと思います。
引っ越し荷物の受け取り(航空便・船便)
航空便と船便で引っ越し荷物を受け取りました。航空便の場合送ってから3週間程度、船便ですと2か月くらいかかりましたね。田舎に住んでいたこともあって、配送日については、業者の指定に任せるしかありませんでした。当時は妻が家にいてくれたので、無事に受け取ることができました。土、日は基本お休みですので、当然配送してくれません笑
生活:自動車関連
運転免許の取得
アメリカに来た当初は、国際免許証で運転をしていましたが、国際免許証は1年しか持ちません。なので、アメリカで運転免許を取得する必要があります。運転免許取得の要求事項については、州によって異なり、日本の運転免許を持っていけば、アメリカの運転免許を取得させてくれる州もあるようでしたが、私が住んでいた中西部の州では、筆記試験と実技試験に合格する必要がありました。そのため、駐在している会社のサポートで運転教習を受け、運転免許の取得を支援してもらうことで、無事に運転免許をパスしました。ただ、この運転免許の教官の質はケースバイケースでです。人によってはめちゃくちゃ意地悪で、パスさせてくれない人もいますので、要注意ですね。
ファミリーカーの購入
私自身は、駐在ということで社用車を支給してもらってましたが、妻用にセカンドカーを購入する必要がありました。購入には自動車保険が必須です。国際免許でも購入ができたと記憶していますが、もちろん住んでいる州の運転免許があったほうがいいと思います。もしかすると、州によって規定が違うかもしれません。せっかくアメリカに住むのでアメリカ車を購入しようと思い、ChevyのSUV(4WD)を購入しました。
自動車保険への加入
自動車保険への加入は、セカンドカー購入には必須です。保険料(Premiumといいます)は、日本と同様、年式、車種、等によって変わってきますが、駐在員はアメリカでの自動車保険の加入実績がないので、どうしても高くなります。半年で$600以上してたと思いますね。
生活必需品
クレジットカードの取得
駐在員は、アメリカで必要とされるクレジットヒストリーがありませんので、クレジットカードの発行が通常であればできません。ただ、そんな駐在員の強い見方が、ANA CARD USAとJAL CARD USAです。ただ、これらのカードは年会費がかかりますので、アメリカでヒストリーがたまれば、年会費無料のクレジットカードをアメリカで作るのをお勧めします。
銀行口座の取得
銀行口座は、三菱UFJ銀行の子会社であった、MUFG Unionbankに口座を作りました。駐在員の方が多く利用していた口座ですが、2021年にUnionbankがUSバンコープに売却されることが発表されました。なので、今後はUnionbankのベネフィットが失われてしまうかもしれません。日本語OKのコールセンターは便利でしたので、売却は残念ですね。
Social Security Number(社会保障番号)の取得
SSNと略され、アメリカでは非常に重要な番号です。住宅購入、確定申告、銀行口座取得、クレジットカード新規発行、光熱費の支払い、等いたるところで、使われます。駐在のため取得したE2 VISAとI-94をSocial Security Officeで見せることで、SSNを取得することができました。
終わりに
生活の立ち上げは、主に、上記のような感じだったと思います。仕事もしつつ、生活の立ち上げをしているとそれなりに時間がかかりますので、2-3か月かかりましたね。。2016年末に、あー大体落ち着いたなあ、という印象だったような気がします。次回は、そんな立ち上げ時から、2017年くらいまでのことについて、書いてみたいと思います。